6Oct
社会人としてのエチケットとして、体臭対策も重要です。
気になる体のニオイをどのように改善したらいいのか、食生活での具体的な方法について説明したいと思います。
食生活に気をつけるだけでも体臭予防ができる
まずはどういった食生活を送っていけばいいのか、この点を理解することが大切です。
洋食よりも、日本人に最適な和食を中心にした方がいいでしょう。
高たんぱく・高脂肪な食事を控える
体臭の原因となるアポクリン腺から分泌されるたんぱく質や脂質ですが、これが分解されることで体からにおいを発するようになります。
そのためたんぱく質や脂質を過剰に分泌させないために、油っぽい食品や肉などを多く食べすぎないことが大切です。
和食が日本人には最適な食事
日本人が昔から食べている和食は、たんぱく質や脂質の量が少ないのが特徴です。
ただ現代の和食はから揚げなど脂質の多い料理も含まれるため、あまり多食しないようにしたいものです。
ヘルシーなお魚、ビタミン豊富な野菜を中心とした食生活をメインにしていくことをお勧めします。
体臭を起こしやすい食品には要注意
和食を中心とした食事をすることが大切ですが、それに合わせて体臭を引き起こしやすい食品をできるだけ少なくしていくことも大切です。
肉類の多食は腸内環境を悪くしてしまう
肉類は高たんぱくなだけではなく、脂質も多い食品です。
消化に時間がかかりますし、腸内環境を悪化させてしまいます。
その結果便秘になりやすくなり、有毒なガスが体内を巡っていき、その結果体臭を引き起こしてしまいます。
にんにくは少量に留めて使う
独特の香りを持つにんにくですが、アリシンと呼ばれる成分が含まれています。
これが口臭を引き起こしてしまいますが、消化吸収されて体内に入った後に体臭として発するようになります。
調理の際のちょっとしたアクセントしてして使うのはいいのですが、多く食べるといったことは避けるべきです。
唐辛子など辛い食品にも注意
代謝を高める唐辛子などのスパイスですが、多く摂取することで汗を多くかいてしまいます。
その汗が常在細菌によって代謝されると、臭いを発するようになります。
そのためあまり多く汗をかく程度の量は控えた方がいいでしょう。
体臭予防に効果的な食品もある
体のイヤな臭いを予防する食品類が実はあります。
これらを上手に日々の食事に取り入れることで、体臭を抑えることが可能です。
アンチエイジングで注目される抗酸化食品は予防にも有効
体臭の原因となるたんぱく質と脂質の酸化を防止するために、抗酸化力の高い食品を取り入れるといいでしょう。
ビタミンCやビタミンE、またポリフェノールなどは抗酸化物質ですが、野菜や果物などに豊富に含まれています。
アルカリ性食品は不快な臭いを防ぐ効果が期待できる
汗の中に含まれる乳酸は、雑菌によって分解されると不快な臭いを発します。
この乳酸の生成を抑制するのがアルカリ性食品です。
酢の物など酸っぱい料理、わかめなどの海藻類はアルカリ性食品ですが、これらを日々の献立の中にさりげなく取り入れてみることで体臭予防になります。
腸内環境を良くする食品も有効
腸内環境を良くすることで、体臭を抑制することが可能です。
食物繊維は腸内の善玉菌を増やす効果がありますし、便秘にも有効です。
野菜や海藻類に含まれているので、できるだけ毎日食べたいものです。
体臭の原因別対策方法のまとめ
洋食を和食に切り替えるだけでも、過剰なたんぱく質と脂質の摂取を抑えられます。
またアルカリ性食品などを意識して食べることで、一層体臭を予防できます。
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