7Oct
韓国の女性の肌は透明感があり綺麗だと言われ、韓国は「美容大国」とも呼ばれています。韓国では美意識の高い人が多く、特にスキンケアはかなり念入りに行っている人が多いそうです。そのスキンケアの内容は、他の国の女性たちにも注目されています。本記事では、そんな注目度の高い韓国のスキンケア事情と、韓国のスキンケアブランドについて解説します。
韓国のスキンケア事情
韓国ではメイクよりもスキンケアに重点を置いている人が多いです。各家庭で必ず母親に習うという伝統の10ステップスキンケアというものがあります。内容は、まずオイルタイプのクレンジングとウォータータイプのクレンジングを使って洗顔します。角質ケア、化粧水、エッセンス、美容液を終えたらシートマスク、アイクリーム、モイスチャライザーで保湿です。最後は朝であれば日焼け止め、夜ならばないとクリームを塗って完了となります。こちらを日常的に行うことで、白くて瑞々しい肌を作り上げているのです。平均してスキンケアに費やす時間は、日本に比べると2倍程度となっています。
韓国のスキンケアは、外側から行われるものだけではありません。キムチなどの発酵食品を日常的によく食べることで、健康を保ち、肌のコンディションも内側から整えているのです。
韓国のスキンケアコスメも成分が重視されます。しかし次々とブランドが乱立し、驚異的なスピードでトレンドも入れ替わるため、成分の優位性もとめどなく入れ替わっている状態です。
Belif(ビリーフ)
Belifは1860年、イギリスで創立したハーブクリニック「ネピアーズ」の伝統ハーブ調剤技術を受け継いで誕生したブランドです。「信じる」という意味の英単語believeの名詞形「belief」からその名が付けられています。コスメの原料には天然ハーブのみを使用し、シンプルで肌に優しい商品が揃っています。さらに乾燥肌、混合肌、脂性肌と、商品分けがされているので、肌の悩みや状態から商品選びが可能です。
Innisfree(イニスフリー)
Innisfreeはユネスコ世界自然遺産に登録されているチェジュ島生まれの植物成分などを使用した、自然派コスメブランドです。肌を健やかに美しく整えることに加え、環境にも優しい商品ばかりとなっています。中身だけでなくパッケージもおしゃれで、価格も手を出しやすいところがInnisfreeの魅力です。現在では韓国のみならず、中国や日本などアジアを中心に店舗を増やし、アメリカのニューヨークにも出店され、多くの人に愛されるブランドとなりました。
SKINFOOD(スキンフード)
SKINFOODはその名の通り、食べ物から生まれたコスメを展開しているブランドです。「食べてカラダにいいFOODをお肌にも」という思いのもと、商品開発がなされています。誰もが安心して商品を使えるよう、実際にSKINFOODの研究者たちは、野菜や果物をすり潰し、自分たちの肌に塗ってみているそうです。ロゴに「Since1957」とあるのは、生産工場の創業年数のことで、SKINFOODは60年以上という長い間研究され、磨かれた技術から生まれた商品であることがわかります。
まとめ
韓国のスキンケアは、国民の関心がとても高い事柄で、強いこだわりを感じさせます。スキンケアブランドに関しては、韓国ではとにかく数が多いです。本記事で紹介したブランド以外にも、韓国だけにとどまらず、国外に出店したブランドが多くあります。使用している成分の優位性はとめどなく入れ替わっている状態ですが、テーマとしては「自然派」「ナチュラル」「無添加」といったものが強く打ち出されており、それらが指示を得ている印象を受けます。「ヴィーガン」「オーガニック」も現在市場では売れ行きが伸びてきています。各スキンケアブランドの競争により、韓国のスキンケアは益々の進化を遂げていくことでしょう。
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