6Oct
アメリカ人は日本人に比べて大人らしい顔つきをしていることが多く、10代や20代の人であっても、日本人から見るともう少し年上に見えます。元々の顔の造りもあるのでしょうが、メイクによるものも大きいと思います。そんなアメリカのメイクの基本は、どのようなものがあるのでしょうか?今回は、アメリカの10代、20代女子のメイク事情と、メイク方法の基本をベースメイク、アイブロウ、アイメイクに分けてお話ししていきます。
アメリカの10代女子のメイク事情
メイクに興味を持ち始める10代というと、中学生や高校生あたりの年齢ということになりますが、中学生から早々に軽くメイクをする女子も見られるようになってきます。学校での見た目の制限が日本ほど厳しくなく、ヘアカラーやマニキュア・ペディキュアも禁止はされていません。高校生ともなると、メイクをする女子は半数以上を占めてきます。メイクをするかしないかは人によって差があり、ほとんどしない人、たまにする人、毎日フルメイクを楽しむ人など様々です。
10代女子のアメリカメイクの基本
ベースメイク
10代女子の悩みといえば、ニキビです。日本もアメリカも変わらず、年頃の女子にとってはなるべく隠したいものと考えられていますね。そのため、ベースメイクは、コンシーラーを使って気になるところを隠した後、ファンデーションを塗ってマットな仕上げにする女子が多いです。
アイブロウ
アメリカの女性の眉毛は、はっきりと濃く、角度のついた描き方をします。10代でもそれは同じで、髪より濃い色を使ってはっきりとしたラインを引いていき、アーチにはしっかりとした角度をつけた眉の描き方をします。
アイメイク
目元の印象が重要視されているのは、日本もアメリカも一緒です。まつ毛は重要視されており、ビューラーとマスカラを使いボリューミーに仕上げていきます。
アメリカの女子はまつ毛が元から長い人が多く、まつ毛エクステや付けまつ毛を使う人はいません。ビューラーでまつ毛を上げてカールさせたら、そのまつ毛にマスカラを多めにつけていきます。
全員ほぼ黒髪の日本人と違い、アメリカには様々な髪色の人がいますが、どの髪色の女子もマスカラの色は黒を使います。
20代女子のメイク事情
10代の頃からメイクをするアメリカですから、20代になれば10代の頃よりさらに濃く、作り込まれたメイクをするかと思うとそうではありません。メイクに手慣れてきたからこそ、程よく手を抜いた、それでいて自分の顔に合ったメイクをするようになるため、10代の頃より自然なメイクになる人が多いです。自然とはいっても、アメリカ人に多いはっきりとした顔つきを生かすようなメイクになるため、日本と比べれば濃く見える仕上がりになります。
20代女子のアメリカメイクの基本
ベースメイク
10代の頃からコンシーラー、ファンデーションで厚塗りにしていた女子は、20代になってからもそれを続ける人もいますが、多くはだんだんと薄くナチュラルになってきます。10代の頃より肌トラブルが少なくなることにも関係しており、元の肌を隠そうとする人は減ってくるためですね。その代わり、シャドウやハイライトを駆使して、より美しい見え方をするベースメイクをするようになります。
アイブロウ
眉毛の描き方は、10代の頃とあまり変わりはありません。困り眉や並行眉といった日本の描き方はせず、外側に向かってあげていき、アーチのあるラインを引いていきます。上がっていない眉毛は幼く見られるため日本には多いですが、アメリカ女子は幼く見せたいとは思っていません。そのため眉毛を描く時も、大人びた、意志の強い表情を作り上げるように意識しています。
アイメイク
20代女子も、10代の頃から引き続き目元を強調していきます。まつ毛だけでなくアイライン、アイシャドウにも気を使ったメイクになります。アイラインは目頭から目尻にかけて長めに引き、アイシャドウで目の周りの彫りをより引き立たせるようにメイクをしていくのが、20代女子のアイメイクの方法です。
まとめ
アメリカの10代女子は、中学の頃からすでにメイクを始める人が多いことに驚きですね。校則が緩くてメイクが許され、かといってしたくない人は無理にすることもない、自由を大切にするアメリカらしいメイク事情です。10代も20代も、それぞれ人によってメイク方法に違いはありますが、大まかな基本があることが分かりました。アメリカに行った際は、参考にしてみると良いかもしれません。
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