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シワ対策には化粧品!【選び方と使い方のポイント】

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シワは、年齢を重ねるにつれ、気になってくる方も多いものではないでしょうか?シワはファンデーションでも隠しにくく、作りたくない肌トラブルの一つです。シワをはじめとする種々の肌トラブルは毎日のスキンケアでアプローチが可能です。適切なケアをするために、シワの原因や化粧品の選び方について知り、シワ対策を行っていきましょう。

シワ対策に大切なことは、自分のシワがどういうシワなのかを知る事です。適切な化粧品の選び方や対策で効果も変わってくるでしょう。シワに有効な美容成分についても、まとめてみました。化粧品選びの参考にしてみてくださいね。

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シワになってしまうのはどうしてなの?

肌は表皮・真皮・皮下組織と3つの層から成り立っており、それぞれ役割を持っています。

皮下組織は表皮と真皮を支え、かつ血管や神経を外部の刺激から守るための組織で、多量の脂肪を含んでいます。

人間の生命活動を維持する上で非常に重要な役割を持ちますが、肌表面の美しさや健康を保つために問題となるのはむしろ表皮と真皮です。

この2つの層に何か問題が起こると、さまざまな肌トラブルを引き起こすことがあり、シワも例外ではありません。表皮あるいは真皮が傷つくと、次のようなシワができることがあります。

・表情ジワ

笑ったとき、目じりや口元にシワができる人は多いでしょう。あるいは眉毛を寄せたときに眉間にシワができる人もいます。

このように表情の変化によってできるシワのことを表情ジワといいます。

肌にハリのある若いうちは一時的にシワができても、表情を戻せばシワのないつるんとした肌に戻ります。しかし年齢を重ねると、徐々に肌の形状記憶力が衰えていき、無表情のときにもシワができるようになってしまいます。

肌の形状記憶力を支えるのは真皮の中にあるコラーゲンとエラスチンです。

コラーゲンはタンパク質の一種で、肌の潤いや弾力を保つには欠かせない成分です。

エラスチンはそんなコラーゲンに絡みつき、その働きを支える役割があります。真皮内に十分なコラーゲンとエラスチンがあれば、表情を変えたときにできるシワは表情を戻せば元に戻ります。しかし加齢や紫外線によるダメージでそれらが減っていくと肌は弾力を失い、徐々に戻りにくくなります。

表情の変化によって繰り返しシワが作られることで徐々に皮ふにクセがつき、やがてそれが定着して表情ジワとなってしまうのです。

・乾燥ジワ

乾燥ジワとは名前の通り、肌の乾燥によって引き起こされるシワのことです。それには表皮の機能低下による浅いシワと、真皮の機能低下による深いシワとがあります。浅いシワは年齢を重ねると目元に目立つようになるシワで、小ジワ、ちりめんジワなどと呼ばれることもあります。

空気の乾燥や紫外線、加齢などによる表皮内の水分減少が主な原因といわれています。

潤いを保てなくなった肌は表面がかさつき、収縮して硬くなってなり、やがてシワへと変わっていくのです。真皮内のコラーゲン、エラスチンが失われると肌は弾力を失います。その状態で肌にクセがつくとなかなか元に戻らず、やがて定着してしまいます。

表情ジワも深いシワのひとつということができますが、表皮にできるシワと違って真皮にまでシワが達するので、修復がなかなか難しいシワです。

適した対策をするために!自分のシワタイプを見極めよう!

このように、シワにはいくつかタイプがあり原因はそれぞれ異なります。

シワを作らない・悪化させないためには自分のシワのタイプを知り、それに合った対策をすることが重要です。シワ対策をいろいろと試しているもののなかなか効果を実感できない人は、誤ったアプローチをしている可能性があります。それぞれの特徴や具体的な対策法を見ていきましょう。

・表情ジワ

表情ジワは日々の生活の中でクセになってしまっている表情によって引き起こされます。そのため額や目元、口元といった部分にできやすいのが特徴です。表情を変えなければクセはつきませんが、一日中真顔で過ごせといわれてもそれは難しいでしょう。

大事なことは無理な表情を繰り返していないかということです。たとえば考え事をするときに眉間にシワを寄せてしまう人はいませんか。嫌なことやストレスを感じる場面に遭遇したとき、ついしかめっ面をしてしまう人もいるかもしれません。

同じ表情を繰り返すことでシワは徐々に作られていきますから、自分の生活を見直し表情のクセを直しましょう。

また真皮内のコラーゲンやエラスチンの機能低下を防ぐために、紫外線を浴びないようにすることも重要です。紫外線は真皮内の組織を壊し、肌の潤いや弾力を奪います。外出時には日焼け止めを塗り、帽子や日傘も活用して紫外線から肌を守りましょう。

・乾燥ジワ

表皮の乾燥によって引き起こされる浅いシワは、乾燥が進みやすい目元や目尻に現れやすいのが特徴です。浅く細かいシワで、手で伸ばすと消えたように見えます。浅いシワの場合は、化粧水などで肌にたっぷり水分を与えることが対策になります。保湿用の化粧水や美容クリーム、乳液を使って毎日ケアをしましょう。

また肌表面のバリア機能を保つために、新陳代謝を促すことも重要です。バリア機能が正常に機能すれば外部の刺激から肌が守られ、かつ水分の蒸発を防ぐ効果が期待できます。

マッサージをしたり、適度な運動をしたりして血行を促進し、新陳代謝の活性化を目指しましょう。

真皮の機能低下による深いシワは、浅いシワと違って肌の深くにまでシワが刻まれてしまっているため、手で皮ふを伸ばしてもうっすらとシワが残ります。表情ジワや浅いシワがやがて深いシワへと変わっていくので、目元や額にできやすいのが特徴です。

深いシワは乾燥によるものではないので、どれだけ表面に水分を補給しても改善は期待できません。そうではなく、肌内部のコラーゲンやエラスチンがダメージを負わないように、表情ジワと同様に紫外線ケアをしましょう。

紫外線対策をしている女性

紫外線は日差しが強くなる夏に多くなりますが、それ以外の季節も出ています。1年中しっかり紫外線ケアをしましょう。

また紫外線を強く浴びてしまったときにはそのままにするのではなく、紫外線によるダメージを和らげてくれるといわれている抗酸化作用のある化粧品を使ってケアしましょう。

スキンケア化粧品

このように、それぞれのシワは現れやすい場所があります。

また皮ふを手で伸ばしてみると、そのシワがどれほど深いものなのか判断できますので、自分のシワのタイプを知るには有効な方法といえます。

タイプによって有効な対策法は異なりますので、まずは自分自身の肌をよく観察してみて、シワのタイプを見極めることが重要です。

シワへの効果あり?期待できる美容成分

シワは毎日のスキンケアで改善を目指すことができます。特に浅いシワは乾燥を防ぐことで有効なアプローチができますので、肌に潤いを与えてくれる美容成分を知っておきましょう。

・セラミド
セラミドは「細胞間脂質」と呼ばれ、肌の一番外側の層である角質層において、細胞と細胞の間を埋める役割を持っています。スポンジのように水分と油分を蓄え、それによって細胞をつないでいます。細胞間脂質が不足すると肌のバリア機能が衰え、肌内部から水分が蒸発しやすくなってしまいます。セラミドはそんな細胞間脂質の約半数を占める重要な成分であり、セラミドがあることによってみずみずしくしっとりとした肌が保たれるのです。

・ヒアルロン酸
ヒアルロン酸は真皮の中にあるムコ多糖類の一種です。ムコ多糖類とはねばねばした物質のことをいい、ヒアルロン酸はその中でも特に保水力に優れる成分です。自身の重量の約6,000倍(1gあたり6L)の水分を保持できるといわれており、肌の保湿には欠かせません。

ヒアルロン酸は年齢と共に徐々に減っていく成分です。特に30代を過ぎたあたりから減り始め、40代では赤ちゃんのころの半分程度にまで減るといわれています。そのため化粧水などで補給する必要があります。

・アミノ酸
アミノ酸は身体のいたるところに存在し、内臓や筋肉、そして肌を作るために欠かすことのできない栄養素です。肌内部では保湿に必要なNMF(天然保湿因子)を補う役割があります。NMFがあることで肌の潤いは保たれますので、その働きを支えるアミノ酸も肌にとって重要な成分といえます。

・コラーゲン
血液や内臓、髪、そして肌など、人間の身体を作り出すのはタンパク質の役割ですが、そのタンパク質のうち約30%はコラーゲンでできています。皮ふ組織においては約70%がコラーゲンであり、肌の健康のためには欠かせない成分です。不足すると必要な栄養素や酸素が細胞に行き届かなくなり、肌を老化させてしまいます。

・ビタミンC誘導体
ビタミンCといえばさまざまな美容効果が期待できることで知られる成分ですが、実は成分自体が非常にもろく壊れやすいという欠点があります。その欠点を補い、安定して効果が発揮できるように人工的に改良された成分がビタミンC誘導体です。

ビタミンCは真皮内で細胞を活性化させてくれるため、コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸などの生成を手助けする効果が期待できます。

浅いシワにぴったりな化粧品の選び方

浅いシワの場合、表皮の乾燥が主な原因といわれています。潤いを失った肌は、それ以上水分が奪われないように角質細胞を増やして表皮を硬くして肌を守ろうとし、それがシワへとつながっていくのです。そうならないためにも肌表面にしっかり保湿し、肌の水分を守りましょう。

保湿をする女性

特に肌の水分の80%は細胞間脂質によって守られていますので、その一種であるセラミドが乾燥対策には活躍してくれるはずです。

セラミドは水溶性の成分ではないため、化粧水に配合するには不向きです。そのためクリームや美容液など油分を含むアイテムに配合されていることが多いので、注目してみましょう。

またヒアルロン酸やアミノ酸などの保湿成分が配合された化粧品もおすすめです。「しっとりタイプ」や「乾燥肌タイプ」の化粧水や乳液にはそれらの成分が含まれていることが多いので、探してみてください。

赤ちゃん用、アトピー肌用の化粧品も乾燥肌対策に活用できます。赤ちゃんやアトピーの人の肌は非常に敏感で、健康な肌に比べて水分を保持する力が弱いです。そのためその人たち向けの化粧品は保湿に特化していることが多いため、乾燥対策に流用できます。

ドラッグストアにいけばさまざまな化粧品が売られていますから、成分表示をよく確認して自分に合ったものを選びましょう。

またあまりにも乾燥がひどい場合には、皮ふ科や美容クリニックで相談するのもひとつの手段です。

深いシワにぴったりな化粧品の選び方

深いシワの場合は真皮のコラーゲン・エラスチンの減少がその主な原因です。ではそれらが配合された化粧品を使えばいいのかというと、そんな単純な話ではありません。

実はコラーゲンやエラスチンは分子が大きく、表面から染み込ませても真皮にまでたどりつくことができないのです。

またコラーゲンが配合された化粧品はそれ自体にコラーゲンを強化するような働きはなく、期待できるのは保湿効果のみです。そのため、表皮の乾燥を防ぐためには非常に有効な成分といえますが、深く刻まれたシワに対しては改善が期待できるような成分とはいいきれません。

そこで積極的に使いたいのは、コラーゲンやエラスチンの生成を活性化してくれる成分が入った化粧品です。

具体的にはビタミンC誘導体、皮ふの新陳代謝の源となるグロースファクターなどです。特にグロースファクターは美容皮ふ科で皮ふ再生治療に使われることもある成分ですので、配合された化粧品を探してみてはいかがでしょうか。

表情シワにぴったりな化粧品の選び方

表情ジワも、真皮のコラーゲンやエラスチンの機能低下によって引き起こされます。

コラーゲンやエラスチンが真皮内に十分にあり、肌に弾力があるうちは一時的に肌にシワができても時間が経てば元に戻ります。しかし加齢と共に肌の形状回復機能が失われると徐々にシワが戻らなくなり、やがて定着してしまうのです。原因は真皮内にあるので、深いシワ対策で紹介したビタミンC誘導体やグロースファクターが表情ジワ対策に役に立ってくれます。

また、できてしまったシワに対する対策も重要ですが、そもそもシワができないように予防することも重要です。

真皮のコラーゲンやエラスチンにダメージを負わせ、肌を老化させる原因はいろいろありますが、その60%が紫外線によるものといわれています。そのため紫外線対策をしっかりすることも表情ジワ対策には有効です。

紫外線の影響を極力受けないようにするためには、まずは日焼け止めを準備しましょう。

日焼け止めに使われる成分には紫外線吸収剤と紫外線散乱剤の2つがあります。

吸収剤は紫外線があたると化学反応を起こし、紫外線を熱や他の物質に変えることで吸収して肌内部への侵入を防ぎます。

散乱剤はファンデーションにも配合されることが多い成分で、鏡のように紫外線を跳ね返します。吸収剤は高い効果が期待できる一方でこまめな塗り直しが必要で、散乱剤は取れてしまわない限り塗り直しは不要ですが、肌が真っ白になってしまうことがあります。

どちらも一長一短ですので、自分に合ったものを選ぶようにしましょう。

気をつけていても紫外線を浴びてしまったときには、保湿化粧品を使って肌の乾燥を防ぎましょう。ヒアルロン酸やコラーゲン配合の化粧品を積極的に使い、肌の潤いを保つようにします。

もし日焼けがひどく、皮ふが熱を持っている場合には濡らしたタオルや保冷剤を使って肌をクールダウンさせてからスキンケアをしましょう。

改善できない!?化粧品の間違った使い方

シワ対策としていろいろとアイテムを集めてみても、その使い方が間違っていては十分な効果を発揮してくれません。一生懸命肌に塗りこんでいるのに、なかなかシワが改善されない人は一度化粧品の使い方を見直してみましょう。たとえば、以下のようなことはありませんか。

・順番が間違っている
スキンケアには化粧水、美容液、乳液、そしてクリームの4つのアイテムを使うのが基本です。すべてのアイテムを同じブランドで揃える「ライン使い」をしていたり、肌のコンディションに合わせてアイテムを変えたり、人によって使い方はさまざまでしょうが、どんな使い方をしていても、先に挙げた順番で使うのが基本です。

化粧品にはそれぞれ役割がありますが、順番を守らずに使うとその効果が十分に発揮されないことがあります。具体的には、化粧水は肌に水分を与えるのがその役目です。クレンジングや洗顔で失われてしまった水分を補給することで、他のアイテムの浸透を助ける役割もあります。

美容液は「保湿」「美白」など気になる肌トラブルを集中的にケアしたいときに使うアイテムで、肌の状態によっては省略しても問題ありません。

乳液は適度な油分を持ち、化粧水あるいは美容液で肌に浸透した水分や美容成分が逃げ出さないようにフタをします。そしてクリームも油分を含み、膜を張って乾燥から肌を守ります。乳液と同じような働きをしますが、乳液よりも油分が多く保湿力が高いのが特徴です。

たとえばこのクリームを最初に肌に塗ったらどうなるでしょう。そのあとに化粧水を塗っても肌に膜が作られているので内部に浸透せず、やがて表面から蒸発していってしまいます。化粧水の十分な効果が発揮されないだけでなく、油分ばかりが肌に染み込んでニキビや吹き出物の原因にもなりかねません。

化粧品それぞれの効果を実感し、健康な肌を目指すなら、化粧品の順番はしっかり守ることが重要です。

・強くこすりすぎている
美容成分がしっかり染み込むように、と肌に押し付けるように塗ったり、同じ場所を何度もこすったりするのも肌に悪影響を及ぼします。摩擦が起こると肌表面の角質層が傷つき、バリア機能が十分に働かなくなることがあります。バリア機能が失われると肌は外部刺激を受けやすくなり、乾燥が進んでシワができやすくなってしまいます。

また刺激が繰り返されると肌が自身を守ろうとしてメラニン色素を分泌するようになるので、シミの原因にもなりかねません。

化粧品を塗るとき、あるいはクレンジングや洗顔をするときには優しく肌をなでるように触るようにしましょう。

シワ改善のために!化粧水の正しい使い方とポイント

このように、どれだけ効果が期待できる化粧品を揃えても、使い方が間違っていると望むような結果は得られません。正しい使い方を学び、シワに対して効果的なアプローチができるようにしましょう。

まずは化粧水の使い方についてです。化粧水をつけるときはコットンが手の平を使用します。それぞれの違いを理解して、自分に合った方を選ぶようにしましょう。

・手の平を使う場合

まず手の平を清潔な状態にし、適量を手の平に乗せます。全体に広げ、肌なじみをよくするために少し温め、そして顔全体に塗っていきます。小鼻や目元などは指の腹を使い、肌になじませるように優しく押さえます。

乾燥の気になる部分は重ねづけし、全体に化粧水が行き渡ったらハンドプレスをします。手の平で顔を包み、10~15秒ほど押さえるのです。

こうすることでより化粧水の成分が浸透しやすくなるといわれています。肌が指に吸い付くような感覚になったら完了です。手の平を使うと手の体温によって化粧水が温まり、肌に染み込みやすくなるというメリットがあります。しかし手の平にはデコボコが多く、ムラなく全体に広げづらいのが難点です。

・コットンを使う場合

コットンは人差し指と小指もしくは薬指ではさみ、まんべんなく化粧水をつけます。目安はコットンの裏側まで濡れるくらいです。十分に化粧水を染み込ませたら、顔の中心から外側に向かって優しく押し当てていきます。

顔全体に化粧水を染み込ませたらハンドプレスを行い、さらに馴染ませていきます。コットンはデコボコが少ないため均一に塗りやすく、またそのままパックにも使える優れものです。しかしコットンの質が悪いと繊維が毛羽立ち、肌に刺激を与えてしまうことがあります。

手の平、そしてコットンはそれぞれ一長一短があります。一概にどちらがいいといえるものではないですので、自分に合う方を選ぶことが重要です。肌の状態に合わせて変えるのもいいでしょう。どちらの方法であれ、大事なことは「化粧水をよく馴染ませること」です。ただ肌の表面に乗せるだけでは美容成分が浸透していきませんので、ハンドプレスでしっかり染み込ませましょう。

化粧水だけじゃない!保湿クリームの正しい使い方

化粧水を塗ったら、次に美容液、乳液、そしてクリームです。水分や美容成分を逃さず肌に留まらせるためにも、クリームをうまく使いましょう。

保湿クリームを塗るときには先に使った乳液が肌になじんだことを確認してから塗っていきます。これは保湿クリームだけでなく、化粧水のあとの美容液、美容液のあとの乳液を塗るときにも同様です。具体的には前のアイテムを使ってから2~3分後くらいです。

塗るときには、まず適量を手の平に出します。顔全体に使うときにはパール粒大くらいが目安ですが、ブランドによってその伸び方や付け心地は違います。そのため適量はブランドごとに異なりますので、説明書に従うようにしてください。

手の平に出したら、化粧水と同じように少し温めます。こうすることでクリームが柔らかくなって肌なじみがよくなる効果が期待できます。

顔に乗せるときには、両頬・あご・額・鼻に乗せます。そして顔の中心から外側に向かって伸ばしていくことで、ムラなく全体に塗ることができます。摩擦は思わぬ肌トラブルを招きかねませんから、強くこするのではなく肌の上をすべらせるようにして伸ばします。

目元など特に乾燥が気になる部分は重ね付けしましょう。

そして顔全体に保湿クリームを伸ばしたら、ハンドプレスでなじませていきます。乳液とクリームは共に油分を含み、同じような役割を果たします。

油分によるべたつきを避けるために、乳液だけで済ませている人もいるでしょう。確かに油分を与えすぎると肌はべたべたとテカってしまいますが、反対に乾燥しているときもべたついてしまうことがあるのはご存じでしょうか。

肌には自分自身を守る作用があるため、乾燥が進むと皮脂を出してそれを補おうとします。そのため一見皮脂が多くべたついているように見える肌でも、実は乾燥肌であることがあるのです。

小鼻だけ、額だけと顔の一部分だけテカっている人は隠れ乾燥肌の可能性が高いので、しっかり保湿してあげることが重要です。

シワ対策には化粧品!【選び方と使い方のポイント】まとめ

シワと一口に言っても、その種類はさまざまで、原因もいろいろとあります。肌表面の乾燥によって引き起こされる浅いシワはちりめんジワとも呼ばれ、手で伸ばすと消えるのが特徴です。一方、真皮にあるコラーゲンやエラスチンの機能低下で引き起こされる深いシワや表情ジワは、肌の深くまでシワが刻み込まれてしまっているためなかなか回復が難しいシワです。表皮にある浅いシワも、放っておけばやがて定着し深いシワになってしまうため早めのケアが重要です。いずれのシワも、肌の乾燥を防ぎ適切な紫外線対策をすることで進行を防ぐことが目指せます。特に保湿効果の高いヒアルロン酸やコラーゲン、セラミドが配合された化粧品を使用して、肌の潤いを保ちましょう。ドラッグストアにもさまざまなスキンケア用品が置かれていますので、あなたの悩みに合ったアイテムも見つかるのではないでしょうか。しかし化粧品はただ使えばいいというものではありません。適量を守り、しかるべき順番で使わないと十分な効果が発揮されません。正しい使い方をしないとシワだけでなくさまざまな肌トラブルの元となりますので、使用方法はよく確認しておくことが重要です。

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